お知らせ・岐阜モデルハウス・RAN with
とは
その実現のために、住まいの在り方を
検証し、
形にしていくプロジェクトです。
高齢期の暮らしや在宅介護を見据え、生活動作や動線、
設備計画をひとつひとつ見直しながら、
「できないこと」を増やさず、
「できること」をそっと支える住まいを追求しています。
RAN withは、これからの時代に求められる
“暮らし続けられる平屋”の新しいスタンダードを探り続けます。
RAN with には、
“人の手が加わり、暮らしに寄り添い続ける
住まいでありたい”という想いを込めています。
「with」は、介護する人と、される人、
人と住まい、人と環境が共にあることを表現。
ロゴカラーにはグリーンを採用し、
住宅のGX(グリーントランスフォーメーション)への
取り組み、自然との調和、
そして持続可能な暮らしを象徴しています。
CASE 01
高齢者にとって、自宅は長年の思い出や人との
つながりが積み重なった、心から落ち着ける場所です。
多くの方が介護が必要になった場合でも、
「できる限り自分らしく暮らしたい」という想いを
持っています。
CASE 02
介護を受けている人の多くは、施設よりも自宅や
地域での生活を選択しています。
家族や近隣とのつながりを保ち、地域の一員として
日常を過ごせることは、心身の安定にもつながります。
CASE 03
一方で、高齢者の事故は屋外よりも自宅で起きている
ケースが多く、日常の何気ない動作が大きな事故に
つながることがあります。身体機能の変化に対応した
「安心して暮らせる住まい」が求められています。
CASE 04
自宅での事故の多くは段差が原因で起きています。
家を作るときには特に気にも留めていなかったような
部分が、後々のリスクになることがあるのです。
CASE 05
同居で介護をしている人の多くは、介護に対して悩みや
ストレスを抱えています。
介護をする側もされる側も、心理的な負担なく
過ごせる環境が必要です。
設計の配慮によって、自宅での事故リスクを減らし
お互いにストレスなく暮らせる環境を作りたい。
本研究では「覚えやすい設備・間取り」をテーマに、ワンフロアで生活が完結し空間構造がシンプルな平屋を用いて、台所や玄関、動線、明るさなどが生活動作に与える影響を検証します。住まいの変更が認知症や物忘れのある方に大きな負担となることを踏まえ、モデルハウスの訪問頻度の違いによる動作の習熟度や落ち着きの差を分析し、歳を重ねても使いやすい住まいの設計指針の確立を目指します。
住まいを「人生を支えるインフラ」へと進化させることを目指し、本実証研究を通じて、住居が単なる「生活の器」ではなく、加齢に伴う心身の変化を受け止め、人生を前向きに支え続ける基盤となり得るかを検証します。歳を重ねても住みやすい動線設計やバリアフリー性、介護設備との共生に加え、間取りが介護者のストレス軽減や心理的安心感にどのように寄与するかについても検証します。得られた知見は今後の設計提案や設備計画に反映し、いつまでも安心して暮らせる住まいづくりとして社会へ還元していきます。
超高齢社会における在宅生活の支援は喫緊の課題であり、介護人材不足が進む中で介護ロボットやIoTの活用が期待されていますが、在宅環境における有効性や生活者の受容性に関する科学的知見は十分ではありません。本研究では、平屋モデルハウスにセンター監修のもと先進技術を活用する意匠を加え「リビングラボ」(※)の発展形として、在宅環境の課題を検証し、高齢者仕様住宅の方向性や需要を実証する場として機能させます。
※国立長寿医療研究センターが推進するロボティクス実証拠点
在宅介護を前提に、安心・安全・負担軽減を
考え抜いた間取り
RAN withは、暮らしに寄り添います